エレクトーンのサポートデータを作る方法

市販の曲集用のデータによくある、サポートデータの作り方を説明致します


必要なもの

  • シーケンスソフト(XG Works/CUBASE/Logic等)
  • MIDIインターフェース(鍵盤で打ち込む時等に使用します)
  • USB/スマートメディア(データを保存する時に使用します)

手順

1 システムエクスクルーシブメッセージを1chの頭に入力する

○必ず最初に入力するエクスクルーシブメッセージ

  • XGシステムONの場合・・・(XG音源を初期設定にする)
    F0 43 10 4C 00 00 7E 00 F7
  • EL ONの場合・・・(XGとエレクトーン本体のテンポを同期させる)
    F0 43 73 01 03 F7
  • 外部同期モード要求の場合・・・(XGとエレクトーン本体のテンポを同期させる)
    F0 43 73 01 03 F7

○必要に応じて入れるシステムエクスクルーシブメッセージ
SEQスイッチONの場合

  • SEQ1・・・F0 43 70 78 41 61 01 F7
  • SEQ2・・・F0 43 70 78 41 62 01 F7
  • SEQ3・・・F0 43 70 78 41 63 01 F7
  • SEQ4・・・F0 43 70 78 41 64 01 F7

EXP.INTの場合・・・F0 43 70 78 44 04 00 0A 00 F7
レフトスイッチON・・・F0 43 70 70 40 45 7F F7
レフトスイッチOFF・・・F0 43 70 70 40 45 00 F7

※システムエクスクルーシブメッセージは、同じタイミングで全部入れないのがお約束・・・


2 サポートデータを入力する

  • 1ch・・・エレクトーンの上鍵盤
  • 2ch・・・エレクトーンの下鍵盤
  • 3ch・・・エレクトーンの足鍵盤
  • 4ch・・・エレクトーンのリードの部分
  • 5ch~14ch・・・XG音源
  • 15ch・・・エレクトーンのK.B.P
  • 16ch・・・レジストチェンジやエクスプレッション等

3 レジストチェンジを入力する

レジストチェンジは必ず16chに入力する事
番号指定に関しては、プログラムチェンジを入れればOK
レジスト1番にしたい場合はプログラムチェンジを1に設定。16なら16に設定


4 保存方法

フォーマットを必ず0にしてからUSB等に保存。


5 PCにスマートメディア差込口がない場合

ステージアのUSBの差込口にUSBを入れ、スマートメディアもあらかじめ入れておく。
USBの中にある上記のデータをコピーし、スマートメディアに入れれば完成。

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